黒豆柴の脳内会議

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【アキレス腱断裂】12日目の診察と治療経過

装具の制作依頼から1週間が経過し、できあがってきた装具を装着しました。
装具は白色がデフォルトのようですが、仕事中の装着にも違和感のないよう黒色に塗装をしてもらいました。

 

装具を装着した、黒豆柴です🍀

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アキレス腱用装具✨

アキレス腱断裂用の装具は下肢装具の「短下肢装具」に分類され、治療経過とともに変形していくのが特徴です。

見た目は厚底ブーツに類似しており、黒色の塗装したせいかギャルのような感じです。

装具の靴底

厚底ブーツとの違いは角度がついている点にあります。
厚底の部分が段階的に脱着可能で、治療経過とともにマジックテープのヒールを剥がしていくことで、段階的に徐々にアキレス腱を伸ばせるようになっています。

ボクの場合は、アキレス腱を断裂したばかりのため、底屈位を維持する必要があるためヒールが7段になっています。
これから7段を治療経過とともに剥がしていくため、2週間で1段としても14週間かかる計算になります。3ヵ月程度の治療になることが予想され、気が遠くなります。

また、営業で外出することが多いため、外と中を区別するための靴底を2種類用意してもらいました。外出と帰宅時にはマジックテープで靴底を張り替えます。

装具の装着

ギプス固定から装具装着への切替えについては、かなり説明が省かれていますので、いろいろ準備をしたほうがいいです。

装具を装着するには、ギプスを切除してから靴下を履き、装具を装着する流れになります。
1週間から2週間程度ギプス固定であったため入浴などできていないため、しっかりと汚れを拭きとり、できれば除菌シートなどで清潔にしたいです。
また、靴下を履いてからの装着になるため靴下を片方もっていくことにも注意です。

(ギプス固定から装具装着)
①ギプスを切断
②足をきれいに拭く
(除菌シートなどをもっておくとよい)
③靴下を履く

 

装具の装着は、かかとを足部本体に隙間なく入れることから始まります。
足を装具に入れるよう指示されますが、実際は装具を足に近づけるようにして装着すると痛みがありません。指示通りに足を入れようとしたら激痛が走り、死ぬかと思いました。

その後、付属のストラップを締めていくことになります。ストラップは全部で3ヵ所あります。
足先、足首、下腿の3ヵ所になっていますが、順番を考えて締めるとしっかりと固定されます。

①足首側のストラップを締め、②足先側のストラップを締め、③下腿のストラップを締め、④最後に足首側のストラップをもう一度締めるとがっちりと固定できます。

(3点式ストラップの締め方)
①足首側のストラップを締める。
②足先側のストラップを締める。
③下腿のストラップを締める。
④足首側のストラップを締め直す。

 

ギプス固定と装具の違い

ギプス固定と装具の違いは、安心感と利便性のバランスにあります。

ギプス固定は、幹部を完全に守っているため外部からの衝撃に対して痛くありませんが、装具はアキレス腱がむき出しになっています。慣れないあいだは、自分でアキレス腱を蹴ってしまい翻筋斗(もんどり)を打つことが多々ありました。
入浴する時もギプス固定は、ビニール袋に包み浴槽から足を出すことができますが、装具は少し不安でシャワーを浴びるだけにしています。安心感という点ではギプス固定です。

装具は、治療の経過とともに高さを調整できることや患部が蒸れてきたら拭くことが可能なため利便性に優れています。

特にギプス固定の弱点は、黒色マジックで落書きをされることがあります。

 

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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨

 

装具のイメージは聖闘士星矢のクロスでしたが、実際は厚底ブーツだと理解した、うずりでした🍀