黒豆柴の脳内会議

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【集金人の話】個人事業主、所得金額が10百万を超えてる?

部下「すごく、儲かっている個人事業主に、何か提案したいです。」ボク「倒産防止、小規模企業共済、iDeco、NISAなんかどう?」部下「もう、提案済みです。」ボク「所得金額10百万超えてる?」部下「もちろんです。」ボク「法人なりをすすめてみたらどう?」部下「なんでですか?」ボク「内緒です。」

■ 法人成りのメリット

法人成りは、個人事業主が法人を設立して、事業を法人に移すことです。法人成りのメリットは主に節税になります。

メリット① 給与所得控除によって節税② 家族の給与③ 配偶者控除や扶養控除④ 退職金制度⑤ 出張手当、慶弔規定⑥ 生命保険⑦ 役員社宅⑧ 赤字の9年繰越⑨ 消費税の納付を2年間免除⑩ 社会的信頼度アップ⑪ 事業継承

融資を受けやすいのも法人です。申告書と決算書を比較すると、圧倒的に決算書の方が理解しやすいです。

■ 法人成りのデメリット

法人成りのデメリットは、多くの費用がかかることや、従業員の保険料負担を負うということです。

デメリット① 事務負担② 設立に登記③ 住民税の均等割④ 従業員の社会保険や労働保険の負担⑤ 税理士費用が倍

法人からの手数料は個人よりも高く設定してあることが多く、ランニングコストが増加することもあります。

■ まとめ

一般的に個人事業主の所得金額が10百万円ぐらいになると、法人成りした方がお得になるようです。税理士に相談すると必ず法人成りをすすめられます。

1週間の疲労が蓄積しており、この話題は、後日加筆予定にします。

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顧問料が単純に増えるため反対するわけがないと思う、黒豆柴でした。