粒子線の名前に興味を魅かれた、黒豆柴です🍀
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アマテラス粒子
大阪公立大学などの国際研究グループがわずか1グラムで地球が破壊できるほどの巨大なエネルギーを持つ「宇宙線」を発見し、宇宙の謎の解明につながる期待を込め、日本書紀などに登場する神様にちなみ『アマテラス粒子』と名付けました。
アマテラス粒子の特徴
アマテラス粒子のエネルギーは、「244エクサ電子ボルト」という観測史上2番目に高いエネルギーとして注目されています。
244エクサ電子ボルトがどのくらいのエネルギーなのかというと、雷のエネルギーの約2.4兆倍に相当し、太陽の中心部の温度を超えるほどであり、計算上は、わずか1グラムで地球が破壊されるほど巨大なものです。
ちなみに最も高いエネルギーは1991年に観測された「オーマイゴッド粒子」の「320エクサ電子ボルト」です。
素粒子分野では、粒子のエネルギーを「電子ボルト」という単位で表します。
記号は「eV(エレクトロンボルト)」と表記します。
1eVは、1Vの電位差で電子を加速するときに電子が得る運動エネルギーのことです。
宇宙線とは高エネルギーの放射線
宇宙線とは、宇宙空間から地球に向かってやってくる高エネルギーの放射線を指します。
宇宙線はプロトンやアルファ粒子(ヘリウムの原子核)、電子、陽子、中性子、重いイオンなどで構成されています。
非常に高い速度で移動し、非常に高いエネルギーを持つため、宇宙線が地球の大気に入ると、原子核との衝突によってさまざまな現象が引き起こされます。
宇宙線の検出と研究は、高エネルギー物理学の実験や研究対象になっています。
宇宙線の検出と研究は、宇宙線の性質や起源だけでなく宇宙の深い謎を解き明かす鍵になるかもしれませんね。
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高エネルギーな宇宙線を家庭電力に利用して欲しい、黒豆柴でした🍀