黒豆柴の脳内会議

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えるぼし認定の話

女性活躍推進法の施行から10年がたち、日本における女性管理職は徐々に増加傾向にあります。男性管理職と女性管理職を呼び分けるのも男女平等の観点からどうかと思いますが、女性が仕事と家庭を両立しながら能力を発揮するには、抜本的な労働環境の見直しが必要になります。

法人営業をしていると医療系の業種では女性管理職が多くなっている印象は受けますが、現実にはまだまだ進んでいないのではないでしょうか?

この記事を読んで欲しい人

・法人営業のネタを探している営業担当者
企業価値を高めたい経営者
・女性管理職を増やしたい人事

本日は「えるぼし認定」の話です🍀

えるぼし認定とは厚生労働大臣の認定を受けた証

「えるぼし認定」とは「L(える)」と「星(ほし)」からイメージされる愛称です。女性の「Lady」、働くの「Labor」、手本になる「Lead」、称賛に値するの「Laudable」(applauseじゃないの?)といった意味があり、働く女性をイメージしているそうです。

厚生労働大臣が「女性の活躍が進んでいる企業」として認定をした証です。

えるぼし認定

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(以下、女性活躍推進法」)に基づき、行動計画の策定、届出を行った企業のうち、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業については、申請により厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受けることができます。
また、えるぼし認定企業のうち、より高い水準の要件を満たした企業は「プラチナえるぼし認定」を受けることができます。

主な認定基準✨

採用されてから仕事をしていく上で、女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、以下5つの評価項目が定められていて、その実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表することが必要です。

認定基準
1. 採用
2. 継続就業
3. 労働時間等の働き方
4. 管理職比率
5. 多様なキャリアコース

えるぼし認定の3段階✨

「えるぼし認定」の段階は3段階あり、主な認定基準5つの評価項目のうち、えるぼしの基準を満たしている項目数に応じて取得できる段階が決まります。

3段階目:5つの基準すべてを満たし、実績を毎年公表
2段階目:3~4つの基準を満たし、2年以上連続して実績が改善
1段階目:1~2つの基準を満たし、2年以上連続して実績が改善

プラチナえるぼし認定基準✨

プラチナ認定基準は、基本的にえるぼし認定と同じですが、「2. 継続就業」と「3. 管理職比率」の項目に違いがあります。また、プラチナえるぼし認定では、雇用管理区分ごとのその雇用する労働者の男女の賃金の差異の状況について把握することが求められます。

えるぼし認定を受けるメリット✨

えるぼし認定を受けると、自社の商品や名刺やパンフレットや広告などの採用活動に認定マークを使用することができます。厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」サイトにも「えるぼし認定企業」として掲載されるため、「女性が活躍できる企業」ということを社内外にアピールできます。

最後に✨

女性の活躍は企業の成長に必要不可欠です。女性が活躍しやすい企業という政府からの認定を受ければ、安心して働けるということを内外に示すことができ、応募が増え、優秀な社員の確保につながります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨

企業のイメージアップにつながる「えるぼし認定」を取得しHPに掲載すると、企業価値が高まると思う、黒豆柴でした🍀