黒豆柴の脳内会議

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【集金人の話】国民年金の付加年金をかけるべき!

預貯金集金人の仕事をしていると、年金の一般的な質問を受けることがあります。国民年金第1号被保険者の方で、付加年金に加入している方はほとんどいない印象をうけます。掛金が社会保険料控除として所得から全額控除される制度なのに、将来的に2年で元がとれる制度なのに、なぜ加入されないのか不思議に思う、黒豆柴です🍀

■ 付加年金とは?

付加年金とは、国民年金第1号被保険者が、毎月の国民年金保険料に400円の付加保険料を納付することで、将来受給する年金額を増やせる制度です。

■ 付加年金の額は?

付加年金の額は、200円に付加保険料に係る保険料納付済期間の月数を乗じて得た額です。

付加年金の額=200円×付加保険料納付済期間の月数

■ 40年間付加保険料を納めると?

20歳から60歳までの40年間(480月)付加保険料を納めていた場合の付加保険料は、次のようになります。

400円×480月=192,000円

将来の年金に加算される金額は、次のようになります。

200円×480月=96,000円

2年間でペイできるため、長生きすればするほどお得になります。

■ 最後に

付加保険料は、月400円と少額であり、納付した付加保険料は2年で元がとれます。死亡するまで受け取れるため、とてもお得な制度です。

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年金制度を知らない方は、「年金なんて」って言いますが、詳しく調べてみると意外なほど頼りになる制度だと思う、黒豆柴でした🍀