黒豆柴の脳内会議

がんばる『あなた』を応援したい

【集金人の話】物事を理解するのには段階があると思う。

会社の研修がTV会議形式で行われることが多くなりました。本日は若い職員向けの「年金研修」が行われており、懐かしいなと思いながら、横から覗き見ていました。ボクの年齢ぐらいになると年金が身近な話題になってきており、年金でカバーできない部分を補う商品知識の勉強をしたりします。

ちょうど覗き見していると加給年金と振替加算の説明の部分でしたが、原則中心だったり、ざっくりしたイメージ金額でボクには物足りない説明でした。

同じようなことを学校の授業でも経験したことを急に思い出しました。あれは、確か理科の時間の出来事だったと思います。

物質を構成しているのは何か?

という問いに対して、学年によって説明の仕方が異なっていた気がします。

■ 原子と分子

例えば、小学校の理科の時間での物質の構成単位は原子と分子だったと思います。

万物の最小単位は原子であり、原子はそれ以上分けることはできない。原子が複数個集まると分子になって物質を構成している。

…のような説明を当時の先生から教わった気がします。

■ 原子と中性子と電子

ちょっと大きくなった化学の時間の説明はちょっと詳しくなり、原子の周囲のことに注目するようになりました。

すべての物質は、非常に小さい粒子が集まってできている。物質を構成する基本的な粒子を原子という。原子は正の電荷を持つ原子核と、負の電荷を持つ電子でできている。原子核は正の電荷を持つ陽子と、電荷を持たない中性子でできている。原子核のもつ陽子の数を原子番号という。陽子と中性子の数の合計を質量数という。

…のような説明を当時の教師から教わった気がします。

■ 素粒子

さらに大きくなったある日の説明では、原子はさらに素粒子という表現に変わっていた気がします。

物質を構成する最小の単位を素粒子と呼ぶ。素粒子はそれが従う統計によって二種類に分類され、フェルミ統計に従う粒子をフェルミ粒子、ボース統計に従う粒子をボース粒子と呼ぶ。

…のような説明を当時の教授から教わった気がします。

■ まとめ

理解度によって説明や深堀に差があります。各個人の理解度や興味によって、説明は詳しくしていく必要があります。人それぞれ理解度は違いますから、段階に応じて説明を変えていく必要を感じました。※あくまでも個人の感想です。

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知らないことを知るのはとても幸せだと思う、黒豆柴でした。