先日、イエローリボンの活動を支援している方と話をする機会がありました。イエローリボンには、障がい者の支援活動の意味があるそうです。もちろん、国によって同じ色でも違った意味になったり、独自の活動があるようです。
■ リボン運動「アウェアネス・リボン」
アウェアネス・リボンとは、社会運動、社会問題に対して、さりげない支援や賛同の声明を出す方法として使用されています。【アウェアネス(Awareness )】とは、意識、気づきという意味です。リボンを輪にして折り、ピンで留めるのが基本スタイルで、訴える問題によってリボンの色が変わり、それぞれにメッセージがあります。
■ 代表的なリボン運動
ティールアンドホワイトリボンが子宮頸がん患者支援と子宮がん検診呼びかけのシンボルとなるように、複数の色を使用したリボンもあります。
ホワイトリボン運動平和と飢餓、妊産婦と赤ちゃんの命と健康を守る運動。ブルーリボン運動受動喫煙防止、拉致問題被害者の生存を信じ救出を願う運動。レッドリボン運動HIV/エイズの理解と支援運動。ピンクリボン運動乳がんの予防と啓発運動。シルバーリボン運動脳に起因する病気と障害を持つ人への偏見を払拭、理解促進運動。グリーンリボン運動臓器移植の普及運動。パープルリボン運動女性への暴力防止とDV根絶運動。オレンジリボン運動児童虐待防止運動。イエローリボン運動障がい者支援運動。
※上記は一例で、国、地域によりさまざまな運動があります。
■ まとめ
多くの組織が支援と配慮のシンボルとしてリボンを採用しています。さまざまな運動が同じ色のリボンを共有することや、いくつかの運動は1つ以上の色によって表されることもあります。社会で生きていればさまざまな問題や課題に遭遇します。
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見て見ぬふりにならないように気づき、一助を差し伸べることができるようになりたいと思う、黒豆柴でした。