ボク「宿儺(両面宿儺)の聖地に行ってみたいです…。」妻「おお、ええナ、ええナ、飛騨やナ!!!」
ボク『お?呪術廻戦好きやったんかな…』
妻「そうか、そうか。お前もやっと【かぼちゃ】の味に目覚めたんやナ!!!」ボク「かぼちゃ?ん?」妻「宿儺と言えば、宿儺かぼちゃのことだゾ?飛騨の名産だゾ!!!」
ボク『いや…両面宿儺…』
■ 両面宿儺(りょうめんすくな)とは?
両面宿儺は上古(文献記録でたどれる最古の時代)、仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる異形の人、鬼神のことです。
呪術廻戦では、虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が宿儺の器になっています。
『日本書紀』において武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、岐阜県の在地伝承では毒龍退治や寺院の開基となった豪族であるとの逸話も残されています。
【日本書紀】六十五年 飛騨國有一人 曰宿儺其爲人 壹體有兩面 面各相背 頂合無項 各有手足 其有膝而無膕踵力多以輕捷 左右佩劒 四手並用弓矢是以 不隨皇命 掠略人民爲樂於是 遣和珥臣祖難波根子武振熊而誅之
(一般的な解釈)仁徳天皇65年条によると、飛騨に宿儺という体は1つで顔は2つある怪物があり、皇命に従わず人民を苦しめたため、武振熊が討伐に遣わされました。(勝手な想像で解釈…)65年のこと、飛騨国に宿儺という豪族がいました。宿儺は、一度は大和朝廷に従いましたが、その後に反乱を起こしました。脛当てを着けて足半草履を履いており、まるで、山賊のような姿でした。宿儺は、力が強く、身軽で素早く、両腰の左右に剣をさげておりました。まるで4つの手で2挺の弓矢を用いているのかと思う程の弓の達人でした。大和朝廷からの命令に従わないで、好き勝手に暮らしていました。そのため、武振熊命(のちの和珥臣の祖となる)を派遣して、宿儺を討伐しました。
※歴史好きの方、申し訳ありません。
■ 千光寺
円空仏の円空上人ゆかりの寺として名高い「千光寺」。今から約1600年前に豪族の両面宿儺(りょうめんすくな)が開山。その後、真如親王(弘法大師の十代弟子のひとり)によって建立された古刹です。
引用:丹生川町
円空仏のお寺としても有名です。飛騨高山の森から木を切り出し、鉈(なた)や鑿(のみ)で彫った像は、木目や節がよく見えます。
引用:千光寺
■ 宿儺といえば?
宿儺といえば、一般的には、宿儺かぼちゃのことだそうです。ヘチマに似た形をしたかぼちゃで甘みが強くほくほくした食感がするそうです。季節的には8月中旬が旬なようです。
2002年商標登録を取得されており、画像は小さめです…。何かありましたら、削除いたします。
■ まとめ
自由に旅行できるようになったら、行ってみたいところがたくさんあります。両面宿儺の旅は、アニメの聖地巡りやカボチャで舌鼓の旅など企画できそうです。また、記事として報告できる日が来るといいですね。
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「宿儺かぼちゃじゃないよ、両面宿儺だよ。」とはいえない、黒豆柴でした。