黒豆柴の脳内会議

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【集金人の話】えるぼし認定は企業価値を高める!

「えるぼし認定」とは、「L(える)」と「星(ほし)」からイメージされる愛称です。女性の「Lady」、働くの「Labor」、手本「Lead」、称賛に値するの「Laudable」(…applauseじゃないの?)といった意味であり、働く女性をイメージしているそうです。えるぼし認定を取得するとお得なことが多いと思う、黒豆柴です🍀

■ えるぼし認定とは?

「女性の活躍が進んでいる企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づき、行動計画の策定、届出を行った企業のうち、女性の活躍に関する取組の実施状況が優良な企業については、申請により、厚生労働大臣の認定(えるぼし認定)を受けることができます。

この認定を受けた企業の証が、「えるぼし」です。

▼ 厚生労働省より参照:女性活躍推進法特集ページ(えるぼし認定・プラチナえるぼし認定)

■ 主な認定基準

採用されてから仕事をしていく上で、女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、以下5つの評価項目が定められていて、その実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表することが必要です。

(認定基準)1. 採用2. 継続就業3. 労働時間等の働き方4. 管理職比率5. 多様なキャリアコース

またの機会に基準項目の解説もしたいです。

■ えるぼし認定の段階

「えるぼし認定」の段階は3段階あり、主な認定基準5つの評価項目のうち、えるぼしの基準を満たしている項目数に応じて取得できる段階が決まります。

3段階目:5つ(全て)の基準を満たす2段階目:3~4つの基準を満たす1段階目:1~2つの基準を満たす

星の数で段階が一目でわかります。

■ プラチナえるぼし認定(令和2年6月1日~)

えるぼし認定企業のうち、より高い水準の要件を満たした企業は「プラチナえるぼし認定」を受けることができます。「プラチナえるぼし認定」を受けるためには、「えるぼし認定」(3段階のうちのいずれか)を受けているほかに、下記の要件を満たしている必要があります。

・5つの評価項目を、プラチナえるぼしの基準で全て満たしている。・策定した一般事業主行動計画に基づく取組を実施し、当該行動計画に定めた目標を達成している。・男女雇用機会均等推進者、職業家庭両立推進者を選任している。・女性活躍推進法に基づく情報公表項目(社内制度の概要を除く)のうち、8項目以上を 「 女性の活躍推進企業データベース 」 で公表している。

■ 認定実績

令和2年9月末時点で、えるぼし認定は1,134社、プラチナえるぼし認定は3社が認定を受けています。

■ 最後に

人手不足が深刻化している中、女性の活躍は企業の成長に必要不可欠です。女性が活躍しやすい企業という政府からの認定を受ければ、女性が安心して働けるということを内外に示すことができ、女性の応募が増え、優秀な女性社員の確保につながります。

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企業のイメージアップにつながる「えるぼし認定」を取得しHPに掲載すると、企業価値が高まると思う、黒豆柴でした🍀