黒豆柴の脳内会議

がんばる『あなた』を応援したい

【集金人の話】卸売業、問屋、商社って違うの?

中年になると若い職員の便利な辞書になることが多いです。気軽に質問できる人間関係や、気軽に質問できる雰囲気づくりなどを普段から気をつけています。ある程度、説明できないと次からは質問されないため頑張って答えます。質問に答えるというのは、知識を洗練するチャンスととらえています。

部下「卸売業って何ですか?問屋や商社とは違うんですか?」

■ 卸売業とは?

卸売業は、商品流通の過程で、製造や収穫と小売の中間に位置する経済活動を行う業種です。

卸売業は、製造業から商品を仕入れたり、市場から食材を買い付けて、小売業者に商品を販売する業態です。製造業と小売業の間に位置することで、商品の製造から消費に至る流通過程で重要な位置を占めます。

商品流通の過程において、中間で利鞘を稼ぐ業態となるため、商品価格を押し上げる要素となります。

■ 問屋とは?

問屋とは、一般的には卸売業者のことです。生産者から商品を仕入れて、小売商や購入者に対して販売を行います。

■ 商社とは?

商社とは、商品の売買を業とする会社です。

一般的には、輸出入貿易や国内の物資販売を中心として行う企業です。メーカーと区別するための通俗的な用語です。

商社は【専門商社】と【総合商社】の2種類に大別されます。専門商社は、特定の分野の商品やサービスを扱います。総合商社は、幅広い分野の商品やサービスを扱います。

商社は、物流機能を担わず仕入れなどの商流機能のみを担います。

■ まとめ

知っているつもりでも微妙な違いがあります。なんとなくのイメージはありますが、いざ説明しようとすると曖昧な説明になります。

-----

質問されるのは、知識を洗練するチャンスだと思う、黒豆柴でした。