黒豆柴の脳内会議

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【夫婦の話】朝霧って、そんなこともあるんですね。

視界が真っ白になるほどの朝霧があると知った、黒豆柴です🍀

妻「おい、凄いゾ!外を見てみるんだゾ!!」ボク「お!視界が真っ白やね。」妻「ほれ、ほれ、こんなに濃い【朝もや】もあるんだゾ!!」※朝もやではなく、朝霧のことです。

■ 【靄(もや)】と【霧(きり)】の違い

大気中の水蒸気が微小な水滴となって浮遊し、視界が悪くなる現象です。

(気象用語)視程(肉眼で物体がはっきりと確認できる最大の距離)が1㎞未満を【霧】といい、1㎞以上10㎞未満を【靄】と呼びます。

今朝の感じだと、ほんの100mも視界が確保されなかったので、【朝霧】と呼ぶのでしょうか。霧が濃い状態を【濃霧】とよびます。これは気象用語でもおなじみで、【濃霧注意報】などは聞いたことがあると思います。

■ 霧の発生の仕組み

昨日は、かなりの量の雨が降りました。また、今朝は穏やかに晴れたため、霧の発生の条件がそろった感じですね。霧の発生のメカニズムは次のようです。

(霧の発生のメカニズム)移動性高気圧に覆われて、穏やかに良く晴れた夜は、地表面から空に向かって熱がどんどん放射されて、地面近くの空気が冷たくなります。水蒸気も空気が冷えれば冷えるほど、空気中に溶けていられなくなって、あふれた水蒸気が小さな水滴となって空気中を漂うようになり、霧が発生します。

日が昇ってくると地表が暖まって霧は晴れます。

■ 朝霧は晴れ

妻「今日は、晴れるゾ!」ボク「うん、天気予報を見たから、知ってる。」妻「昔から、【朝霧は晴れ】って言うんだゾ!!」

(ことわざ)経験則から【朝霧は晴れ】と言われ、朝、霧がでると昼間は、晴れてくる。

天気予報で今日は晴れで22℃以上の暑い日になることは知っていましたが、ことわざ通りになったので、昔の人の知識は凄いと改めて思いました。※経験則の話です。海上の霧とは話が異なりますので、注意が必要です。

■ 俳句の季語

俳句の季語にも【霧】は使われます。特に春の季語を【霞(かすみ)】、秋の季語を【霧(きり)】といいますが、【靄(もや)】はあまり、季語としては、使われないです。

(俳句の季語)【霞(かすみ)】=春【霧(きり)】=秋

【霞】を食べて生きるって昔はよく言ってましたが、それは、春の間だけなんでしょうか?

■ まとめ

今朝の濃霧はものすごく怖かったです。視程が狭く、車を運転していると急に脇道から車が入ってきたりしたため、かなり驚きました。安全運転、安全運転。【朝もや】ってよく聞くので、朝の視界が悪いことを【朝もや】っていうのかと思ってましたが、実際は視程の距離で判断することが分かりました。

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信じられないほどの自然現象が頻繁に起こる気がします。何かの知らせなのか、兆しなのか、不安に思う、黒豆柴でした🍀