黒豆柴の脳内会議

がんばる『あなた』を応援したい

【集金人の話】戦略と戦術の話。

なんだか会社の経営陣が迷走している気がする。経営陣が迷走すると社員は、振り回されて疲弊する。

昨日の命令とは反対の命令が発せられたり、各部署が全く違った解釈の命令をしだす…。

「もう限界…」

■ 戦略と戦術

戦略と戦術がいまいちぴんとこないときに、ボクがよく説明に用いる例えは、山登りです。※あくまでも個人の感想です。決して山登りが好きなわけではありません。

戦略とは、どの山を登るか?戦術とは、どういうルートで山を登るか?

戦略を決めるのは経営陣です。「富士山を登ろう!」と決めて社員が登っている途中で、「やっぱり北岳を登ろう!」と簡単に変更することは、疲弊と混乱を招きます。

■ 大丈夫?

もう一つ、わかりにくいたとえ話をします。以前は、「富士山を登ろう!」と決めていたのに、会社の経営陣が一新し、「北岳を登ろう!」に変更になりました。社員は、一生懸命に北岳に登っていましたが、急に「富士山を登っていた結果が聞きたい!」みたいなことを平気で言ってきます。『やっぱりな…、同時に登っていれば良かった…』と経営陣に対するあきらめの感情と疲労感が湧きます。

■ まとめ

中長期計画を綿密に立てている業界なのに、トップの考え方で急に戦略が変更になります。変更したあとすぐに結果がついてくるものと勘違いしていませんか?

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登る山を変えたのだから、登り切って朝日を見るまで待って欲しい、黒豆柴でした。